Monday, July 11, 2022

NATPA声明:惜しまれる安倍首相の急逝

 


1980年に設立され、米国とカナダの大学教授等の学術研究者で構成される北米台湾教授会(North America Taiwanese Professors’ Association; NATPA)は、安倍晋三元首相暗殺の悲報に衝撃を感じ、安倍氏の家族日本国民に深い哀悼の意を示します。安倍氏の遺業は永遠に我々の記憶に残り日本およびその他の国々のリーダーの不動の規範となったものと確信します。

安倍首相は、全ての物事を卓越した見識と知恵をもって勇敢に立ち向った類希な政治家であり日本を率いて世界の繁栄と自由に貢献をしました。 2006年の首相就任以来、安倍氏は独裁主義に抵抗する立場を明確に示し、独裁主義による人権侵略を阻止し続けてきた比類無き政治家でもあります。彼は、インド太平洋地域において、自由で開かれた経済および政治を促進すべく、強固な民主主義同盟国の連携を礎に革新的な日米豪印戦略対話の土台を築きしました。米国や台湾を含む日本の民主主義パートナーに対する強靭な支援は、彼の信念である善と安全の世界享受の明示でもありました。

安倍首相の卓越したリーダーシップは、東北大地震後の復興政策並びに2020年の東京オリンピックの誘致そして開催でも十二分に示され、特にオリンピック開催による日本人の自信回復は日本経済活気付け、20年にわたる景気低迷からの脱出の契機となりました。

安倍晋三首相のリーダーシップにより、日本が人類の普遍的な価値を促進すべくより多くの責任を負い始めたことによって国際社会での尊敬を集め始めたことは明白であります。台湾そして米国の人々に対する彼の誠実で温かい友情は、永遠に記憶され敬われるものと信じて止みません。

 

No comments:

Post a Comment